「date.KOBE ×フォルトゥナの瞳 映画ロケ地デートマップ」は、ウェブマガジンdate.KOBE と映画「フォルトゥナの瞳」のコラボ企画の一環として、映画「フォルトゥナの瞳」のロケ地となった場所をマップ化し、Stroly上でご利用いただけるようにした企画です。
マップを利用したユーザーのデータから、実際に「ロケ地巡り」をしたユーザーの軌跡を検証するなどの効果測定をおこないました。
企画内容
ウェブマガジンdate.KOBE × 映画「フォルトゥナの瞳」のコラボ企画の一環として、映画「フォルトゥナの瞳」のロケ地となった場所をマップ化し、Strolyのサービスでご利用いただけるようにした企画です。date.KOBE上の特設ページよりStrolyマップにリンクする形式で展開し、期間中に約13,000人のユーザーからアクセスがありました。ロケ地となったポイントのランドマークピンからロケ地写真が閲覧できるという内容で、映画の公開終了後もアクセスが続く人気コンテンツとなりました。
マップから得られたデータの活用
Stroly上でマップを公開することで、マップのアクセス状況や、実際に位置情報つきでマップを利用したユーザーの行動の様子を検証することができます。
アクセス状況のデータに基づいて、マップのデザインやコンテンツ設計のアップデートができるだけではなく、ユーザーの位置情報データに基づいてエリアブランディングの課題を抽出することも可能です。
本事例においては、実際にユーザーに神戸へデートしにきてもらうこと、ユーザーに「ロケ地巡り」をしてもらうこと、をゴールイメージとしてマップを作成し、Strol上で展開しました。利用開始後は、取得されたユーザーのログデータに基づいて、以下の項目を検証しました。
- アクセスデータに基づいた、マップに描かれたエリアに訪れたユーザーの数、その日別/時間帯別の推移
- 位置情報データに基づいた、実際に「ロケ地巡り」をしていると考えられるユーザーの軌跡の例の検証
すると、ユーザーの利用実態について以下のような点が明らかになりました。
- マップに描かれたエリアからのアクセスは18時-22時の夜の時間帯に多い傾向があり、(Strolyの他のマップでは、マップに描かれたエリアからのアクセスは日中に多い傾向がある) 夜の神戸に訪れたユーザーが一定数いたことが確認できた。
- 一般的には観光地ではない「ロケ地」を巡っているユーザーの軌跡が多数確認され、「ロケ地巡り」をしたユーザーの軌跡や傾向が確認できた。
Strolyではこれらの結果を生かし、同様のコンテンツや企画への応用や、よりよいユーザー体験の検討をおこなっています。
■ 実施機関:2019年1月1日~2019年4月30日
■ クライアント:エンドクライアント:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)
■ URL:https://stroly.com/viewer/1547536507/
■主な業務内容:地図のオンライン化、ランドマークピンの登録